端午の節会(読み)たんごのせちえ

世界大百科事典(旧版)内の端午の節会の言及

【端午】より

…朝鮮では元来この日が北方畑作文化圏の収穫儀礼であったことがわかる。【依田 千百子】
[日本]
 5月5日の節会を〈端午の節会〉〈五月五日の節供〉という。中国行事の渡来したもの。…

【年中行事】より

…1年を周期に反復する行事の体系。地球の公転による自然の推移と,それに準拠する暦法()の暦日に規定されている。
[日本]
 年中行事は村や家など,集団での生活の流れに,1年単位のリズムを刻む役割を果たしている。朝廷や社寺のような特殊な階層にも,独自の年中行事がある。元来,宗教的・儀礼的性格が強く,日常的な経済活動のなかに,非日常的な精神的部分が加わるところに特色がある。日本の年中行事の基盤は,稲作儀礼を中心にした生活暦による行事と,中国の暦法にともなう行事との習合で形成されている。…

※「端午の節会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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