世界大百科事典(旧版)内の符号数の言及
【エルミート形式】より
…このp,qはUの取り方にかかわらずに定まり,またp+q=rとなる。(p,q)をHの符号数という。(p,q)=(n,0)(または(0,n))のとき,正(または負)の定符号形式といい,それ以外のとき,不定符号形式という。…
【二次形式】より
… 二次形式に適当な直交変換を行うことにより, α1x1′2+……+αpxp′2-αp+1xp+1′2- ……-αp+qxp+q′2 (α1>0) という形にできる。このときp+q=r(rは階数)で,この(p,q)を二次形式の符号数といい,この形に変換することをQを主軸変換するという。 二次形式において,すべてのxに対してQ(x)≧0で,Q(x)=0となるのはx=0に限るとき正値形式といい,Q(x)≦0でQ(x)=0ならば,x=0であるとき負値形式であるという。…
※「符号数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」