ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「第三アルコール」の意味・わかりやすい解説
第三アルコール
だいさんアルコール
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…また,水酸基が1個,2個,3個などのアルコールは,それぞれ一価アルコール,二価アルコール(グリコール),三価アルコールなどといい,2価以上のものを多価アルコールとよぶ。一方,水酸基が第一炭素に結合しているアルコール(RCH2OH)を第一(または一級)アルコールとよび,第二,第三炭素に結合しているものを第二アルコール,第三アルコールという。脂肪族残基Rが炭素の二重,三重結合を含む不飽和炭化水素の基である場合には不飽和アルコールという。…
…代表的なケトンには表に示すようなものがあるが,このほか天然にも香料として知られるムスコン,ジャスモンや,ステロイドホルモンであるエストロン,アンドロステロンがあり,また抗生物質,テルペンなどにも多く存在する。 ケトンのカルボニル基は,反応性に富み,グリニャール試薬と反応し第三アルコールとなる。また還元されると第二アルコールを生成する。…
※「第三アルコール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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