第四アンモニウム塩(読み)だいよんあんもにうむえん

世界大百科事典(旧版)内の第四アンモニウム塩の言及

【アンモニウム塩】より

強酸のアンモニウム塩の水溶液は加水分解してヒドロニウムイオンH3Oを生じるため弱い酸性を示す。 NH4+H2O⇄NH3+H3OアンモニウムイオンNH4のHの一つまたはそれ以上をアルキル基またはアリール基(Rで表す)で置換したものもアンモニウム塩と呼ばれ,とくに4個のHを置換した第四アンモニウム塩NR4Xはよく知られ,Rの種類によるNR4イオンの特性に応じた種々の興味深い用途がある。第四アンモニウム化合物【藤本 昌利】。…

【第四アンモニウム化合物】より

…一般式NR4X。第四アンモニウム塩quaternary ammonium saltともいう。たとえば,ヨウ化テトラメチルアンモニウムN(CH3)4I(230℃で分解),水酸化テトラメチルアンモニウムN(CH3)4OHなどがある。…

※「第四アンモニウム塩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android