《算学啓蒙諺解大成》(読み)さんがくけいもうげんかいたいせい

世界大百科事典(旧版)内の《算学啓蒙諺解大成》の言及

【算学啓蒙】より

…そのころ伝わった朝鮮重刊本が旧東京教育大学に所蔵されていた。江戸時代にいくつかの注釈書が書かれたが,建部賢弘(たけべかたひろ)の《算学啓蒙諺解大成》7巻(1690)が有名である。一方,中国では明代に数学が衰微し,〈天元術〉は忘れられ,《算学啓蒙》も見失われた。…

【朱世傑】より

…この書は明代に失われ,清の中葉になってその朝鮮重刊本が発見されて,朱世傑は一躍有名となった。ところが日本では和算興隆期に朝鮮版がもたらされ,1658年(万治1)に和刻本が刊行され,ついで関孝和の高弟建部賢弘(たけべかたひろ)は《算学啓蒙諺解大成》を著し,和算の発達に大きな影響を与えた。朱世傑の第2の著《四元玉鑑》は清の中葉に発見され,若干の注解書が中国で刊行された。…

※「《算学啓蒙諺解大成》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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