世界大百科事典(旧版)内の《算法点竄指南録》の言及
【坂部広胖】より
…数学を本多利明および安島直円に学ぶ。算木での計算を筆算で行う点竄(てんざん)の優れた教科書として名高い《算法点竄指南録》15巻(1810序)の出版により世間に知られる。本書は初歩から高度な内容まで,その当時の数学が詳しく解説されている。…
【算術】より
…日本では,今村知商の《因帰算歌》(1640)にやはりキジとウサギで出ているのが,いちばん古いようである。ツルとカメになったのは,坂部広胖の《算法点竄指南録》(1810)が最初のようである。
[つるかめ算]
ツルとカメ合わせて12匹いる。…
※「《算法点竄指南録》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」