篦描(読み)へらがき

世界大百科事典(旧版)内の篦描の言及

【弥生土器】より

… I期(前期)の弥生土器は,福岡県遠賀川の川床の遺跡(遠賀郡水巻町立屋敷遺跡)から採集された土器に基づいて〈遠賀川式土器〉と総称されている。先がとがった工具で引いた線による文様(篦描(へらがき)文),貝殻の縁を使った単純な線文様や綾杉文,木の葉文などを飾る。現在では遠賀川式土器はさらに細別され,福岡市板付遺跡の環濠集落に伴う〈板付式土器〉が最古のものとして扱われている。…

※「篦描」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む