簗衆(読み)やなしゅう

世界大百科事典(旧版)内の簗衆の言及

【やな(簗)】より

…前者は井ノ口,乙窪(おちくぼ),比江の北川筋,開発などの南川筋,より上流で中流部の三上などに簗所があったが,野洲川中流部での土砂堆積による川床の変化によって古くからの場所での稼行が困難になった。 いずれも簗衆の組織があり,権利化していたが,兵主社のものは下流北川の吉川にあって,簗漁業者(簗衆)26名中の22名が吉川村の住人であった。江戸期に至って数回の紛争事件を起こしているが,いずれも株をめぐってのものであり,漁利の多さを物語るであろう。…

※「簗衆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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