世界大百科事典(旧版)内の簡易判別試験の言及
【土質試験】より
…このため土の性質を知ることは構造物の設計,施工にとって非常に重要であり,土の各種の性質を求めるために現場で採取した試料について実験室内で行う試験を総称して土質試験と呼んでいる。現在行われている試験をおおよそ分類すると,簡易判別試験,物理的試験,化学的試験,強度試験,圧密試験,透水試験,締固め試験などとなる。簡易判別試験は主として観察によって土を分類し,より定性的な土質試験のための試料選択を行うほか,色や臭気,土粒子の概略の形などを調べる。…
※「簡易判別試験」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」