世界大百科事典(旧版)内の簡易耐火建築物の言及
【耐火建築】より
…例えば,被覆された鉄骨造の場合には,柱,はりの平均温度の上限は350℃である(鋼材では,温度が300℃を超えると強度が著しく低下する)。
[簡易耐火建築物]
建築基準法により,図3でとり上げるような大規模な建築物では,主要構造部をすべて耐火構造とすることが要求される(耐火建築物という)が,おもに2階建て以下の建築物を対象に,簡易耐火建築物の規定がある。これには,ほかからの延焼を防止するよう外壁を耐火構造にするものと,主要構造部を不燃材料もしくは準不燃材料でつくる不燃軸組構造の2種類がある。…
※「簡易耐火建築物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」