籠水閣(読み)ろうすいかく

世界大百科事典(旧版)内の籠水閣の言及

【洪大容】より

…天文学者,数学者,音楽家(玄琴の名手)として実力があり,朴趾源ら北学派の指導者的存在であった。とりわけ天文学には造詣が深く,郷里清州長命の自宅の前に私設の天体観測所〈籠水閣〉をつくり実測に当たった。35歳のとき書状官に選ばれた叔父の随員として北京に旅行し,ドイツ人の欽天監正(天文台長)と対等にわたりあったこと,またこのとき出会った厳誠ら杭州の三遊士との友情は有名。…

※「籠水閣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android