米ぬか(読み)こめぬか

世界大百科事典(旧版)内の米ぬかの言及

【エイクマン】より

…細菌学興隆の時代を背景に脚気の病原体発見に努力したが成果なく,96年なかば偶然に脚気の原因を解明した。精白米で飼育されたニワトリが人間の脚気に似た多発性神経炎による麻痺を起こし,米ぬかを与えるとすぐ治ることを発見,米ぬか中に微量必須の栄養素が存在することを確認してビタミンB1発見の端緒をつかんだ。帰国してユトレヒト大学衛生学教授となる。…

【ぬか(糠)】より

…玄米を搗精(とうせい)して精米をつくるときにとれる外皮と胚芽の混合物。〈米ぬか〉〈小ぬか〉ともいう。多少のデンプンも存在するが,脂肪やタンパク質に富み,リンなどの灰分も多いので,おもに家畜の飼料に利用される。…

※「米ぬか」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」