米国慣用系(読み)べいこくかんようけい

世界大百科事典(旧版)内の米国慣用系の言及

【ヤード・ポンド法】より

… 他方,アメリカ合衆国では1830年の上院の決議に基づいて慣用単位の調査が行われ,それに基づいて32年に財務省が単位系を作成し,標準供給を実施した。このようにして作られた単位系を〈米国慣用系U.S.customary system〉という。その特徴は,容量の単位が液量と乾量で異なり,液量は米ガロンを,乾量は米ブッシェルを基本単位とすること,液量のフルイドオンスが1/4ジルであること,質量の単位が一般日常品用の常衡,貴金属用のトロイ衡,薬局用の薬衡の三衡に分かれていることである。…

※「米国慣用系」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android