粘性散逸(読み)ねんせいさんいつ

世界大百科事典(旧版)内の粘性散逸の言及

【粘性】より

…また高分子溶液などにみられるニュートンの法則から外れた粘性を非ニュートン粘性といい,そのような流体を非ニュートン流体と呼ぶ。いずれにしても粘性が働くことによって運動エネルギーは熱エネルギーに転化するが,これを粘性散逸という。
[運動と粘性]
 粘性が流体中を運動する物体や管内の流れなどに及ぼす効果は,流体の慣性による力(流体の密度をρ,代表速度をUとするとき,単位面積当りρU2の程度)と,粘性力τ(物体の代表長さをLとするときμU/Lの程度)の比であるレーノルズ数ReUL/νで定まる。…

※「粘性散逸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む