《精神の医術》(読み)せいしんのいじゅつ

世界大百科事典(旧版)内の《精神の医術》の言及

【チルンハウゼン】より

…こうしてチルンハウゼンは彼の豊かな知的関心と幅広い交友関係とによって,同時代の思想家たちの間の思想的交流に大いに貢献した。また科学的活動全般に積極的な興味を示し,主著《精神の医術》(1687)には合理主義的精神とともに近代科学の経験的探求の方法が顕著に反映している。晩年には領地に帰り,ベットガーとともにマイセン磁器の製造に携わったり,凹面反射鏡を考案し,レンズ工場や金属精錬所などを設けた。…

※「《精神の医術》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む