世界大百科事典(旧版)内の精製ツベルクリンの言及
【ツベルクリン反応】より
…すなわち,ツベルクリン反応は結核感染の診断とともに,BCG接種該当者の選定を目的として用いられている。なお現在では,コッホの開発した旧ツベルクリンにかわり,反応がより明らかで非特異反応の少ない精製ツベルクリンpurified protein derivative of tuberculin(PPD)の0.05μg/0.1mlの皮内注射が行われている。判定は注射後48時間に行い,発赤の長径が4mm以下を陰性,5~9mmを疑陽性,10mm以上を陽性とする。…
※「精製ツベルクリン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」