世界大百科事典(旧版)内の糸崎港の言及
【三原[市]】より
…高山城(現,本郷町)を居城としていた小早川氏が1567年(永禄10)に三原城を築いて以来,城下町として三原の町が発展する。1892年山陽鉄道(現,山陽本線)の開通にともなって糸崎に操車場が置かれ,また99年に糸崎港が特別輸出港に指定され,工業都市としての発展が約束された。すなわち1918年の日本ラミー紡績(現,トスコ)を皮切りに,32年の日本セメント,帝人,43年の三菱重工など大工場がつぎつぎと立地し,工都三原の骨格ができあがった。…
※「糸崎港」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」