糸魚川松平家(読み)いといがわまつだいらけ

世界大百科事典(旧版)内の糸魚川松平家の言及

【松平氏】より

…直良は1644年(正保1)越前大野5万石,2代直明の代82年(天和2)播磨明石6万石に移封(明石藩),9代斉宣は1840年(天保11)2万石加増されて8万石となるが,将軍家斉の子だったため10万石の格式を与えられた。以上の5家のほか,福井松平家4代光通の長男直堅を祖とし,直堅の孫直之が1717年(享保2)越後糸魚川1万石に入封した糸魚川松平家,松江松平家祖直政次男近栄,同じく三男隆政を祖として1666年(寛文6)創立された出雲広瀬松平家(3万石)と出雲母里(もり)松平家(1万石)があり,合わせて8大名が存在した。
[その他の大名家]
 松平氏を称する大名は大別して3種類ある。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」