紋章院(読み)もんしょういん

世界大百科事典(旧版)内の紋章院の言及

【系図】より

族譜【加藤 秀幸】
【ヨーロッパ】
 旧約聖書の《創世記》《列王紀》にもすでに見られるように,統治者の正統性を家系から立証しようという関心は古いものである。貴族社会では称号の継承や紋章の作成のため,家系を立証することは重要で,貴族制度が現存するイギリスでは,1484年創設の紋章院College of Armsが紋章の認可とともに家系図の記録・保管に当たっている。紋章院はガーター勲章の調査の責任者Garter Kingと,トレントTrent川以南とウェールズを受け持つ紋章官Clarenceux King of Arms,トレント川以北と北アイルランド(1943年より)の責任者Norroy (& Ulster) King of Armsの3 Kingsが統括している。…

※「紋章院」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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