紋織機(読み)もんおりき

世界大百科事典(旧版)内の紋織機の言及

【ジャカール】より

…印刷所での製本や活字鋳造の徒弟を経て,織機の改良に取り組む。絹の紋織は18世紀を通じて工夫が行われたが,ジャカールはパリに残されたボーカンソンの織機の改良・工夫に取り組みながら,それまでの技術を集大成した紋織機をつくった。1801年ごろ完成し,04年に特許を取得した。…

【空引機】より

…5~6世紀に高機(たかばた)とともに中国から伝わった紋織機。高機では綜絖(そうこう)の枚数に限度があるので,錦など複雑な紋様を作るために考案されたのが空引機である。…

※「紋織機」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」