世界大百科事典(旧版)内の納布軍の言及
【均役法】より
…はじめは正軍1名と保(奉足)3~5名で1役戸を編成し,出役する正軍に保が納布して正軍の家計を支える体制をとった(戸保上番制)。しかし李朝後期になると,重要な中央軍の一部には戸保上番制が残されたが,全般に綿布だけを役所に納める軍役(納布軍)が増大した。他方,これに伴って,主として私奴に課役・出役させる操練軍(束伍軍)が編成され,これが地方軍の主体となっていった。…
※「納布軍」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」