納所預(読み)なっしょあずかり

世界大百科事典(旧版)内の納所預の言及

【納所】より

…(4)の納所は,平安時代に律令国家の国・郡・郷を単位とした徴税機構が,名(みよう)を単位とするものに転換した際に,その過渡期の徴税単位として機能した。納所には納所預(あずかり)がおり,彼の名(な)が納所に冠せられ,貢納物を管理するとともに郷司に隷属して,それぞれの本主のもとへ貢納物を運送した。納所預には一定の得分と納入義務を負う農民に支配的地位の認められたものもいる。…

※「納所預」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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