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純粋語聾 じゅんすいごろう

大辞林 第三版の解説

じゅんすいごろう【純粋語聾】

失語症はないかあっても非常に軽く、話したり読み書きしたりすることにはほとんど問題がないのに、人の話を理解することが難しい状態。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

世界大百科事典内の純粋語聾の言及

【失語症】より

…左前頭葉,側頭葉,頭頂葉の大部分が損傷されている。失語症は以上の3病型以外に,話すことだけが障害される純粋語啞,言葉を理解することだけが障害される純粋語聾,文字を読解することだけが障害される純粋失読,文字を書くことだけが障害される純粋失書などがある。【杉下 守弘】
【認知科学における失語症研究】
認知科学からみて失語症が興味深い点は,脳の損傷後にみられる言語の行動から,障害された機能と保持されている機能を研究することにより,正常な人間の脳における言語能力とその処理システムについて知ることができることである。…

【失認】より

…視空間失認には,変形視,大視症,小視症などの視空間知覚障害,注視点が一定方向に固着し,ある一つのものしか見えないとか注視したものをつかもうとしても手が別の方向にそれてしまうというバリント症候群,視空間の半分とそこにあるものを無視し,無視したことに気づかない半側空間失認,家までの道順が描けない地誌的記憶障害,部屋の見取図が描けない地誌的失見当識がある。聴覚失認には音や音楽や会話は聞こえても,その性状や内容がわからないという型があり,それぞれ精神聾(ろう),失音楽,純粋語聾という。感覚性失語症は内言語障害を併せもつことから,失認とは区別される。…

※「純粋語聾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報