世界大百科事典(旧版)内の純音オーディオメーターの言及
【聴力検査】より
…また特殊な方法として,音の与え方をくふうした幼児聴力検査,および学童,騒音環境下の作業者を対象とした選別聴力検査などがある。最も基本的な検査は純音オーディオメーターによって行われる。この装置は125Hzから8000Hzまで,オクターブごとに7段階の周波数の純音が,任意の強さで発振されるものであり,やっとききとれる聴力レベル,すなわち最小可聴域値をそれぞれの周波数別に結んだオーディオグラムaudiogramを作成することによって,難聴の程度を診断することができる。…
※「純音オーディオメーター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」