世界大百科事典(旧版)内の素数分布の言及
【解析的整数論】より
…J.S.アダマールとC.ド・ラ・バレ・プッサンはリーマンの考えを基にして,C.F.ガウスが予想した素数定理を証明した。その後も,素数分布や,ゼータ関数,L関数の詳しい性質の研究は,解析的整数の中心的な問題として,E.ランダウ,G.H.ハーディー,J.E.リトルウッドなどの人々によって続けられた。またゴルドバッハの予想,ウェアリングの問題なども解析的手法で取り扱われるようになり,加法的整数論additive number theoryと呼ばれる分野ができてきた。…
※「素数分布」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」