《累ヶ淵後日怪談》(読み)かさねがふちごにちのかいだん

世界大百科事典(旧版)内の《累ヶ淵後日怪談》の言及

【三遊亭円朝】より

… 17歳のとき,衰微する三遊派の再興を期して芸名を円朝に改め,真打に昇進した。1859年(安政6)の《累ヶ淵(かさねがふち)後日怪談(真景(しんけい)累ヶ淵)》の自作自演を手始めに,多くの創作噺で人気を得た。とくに天保の改革以後,芝居が江戸の中心から離れた浅草観音裏の猿若三座に限られ,一般大衆が手軽に見物に行けなくなったこともあって,派手な衣装や道具を使用して歌舞伎の雰囲気を持ちこんだ芝居噺は,いっそう人気を集めた。…

※「《累ヶ淵後日怪談》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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