細隆起線文土器(読み)さいりゅうきせんもんどき

世界大百科事典(旧版)内の細隆起線文土器の言及

【隆線文土器】より

…器形は丸底ないし平底の屈曲のない深鉢形を呈するが,いずれも小型である。炭素14法の年代測定では,長崎県福井洞穴の隆起線文土器は1万2700±500年B.P.,愛媛県上黒岩岩陰遺跡の細隆起線文土器は,1万2165±600年B.P.となる。現在までのところ前1万年という古さの土器は世界でも他に例がない。…

※「細隆起線文土器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む