終南山曼荼羅(読み)しゅうなんざんまんだら

世界大百科事典(旧版)内の終南山曼荼羅の言及

【星曼荼羅】より

…円曼荼羅は天台宗(延暦寺慶円始修),方曼荼羅は真言宗(仁和寺寛助始修)で,ともに日本で創られたものである。このほか下段に漢の明帝が終南山で星に会い,中段に北斗七星の七星閣を配するという,道教思想の影響をうけた説話画的な唐本の北斗曼荼羅(終南山曼荼羅)がある。鎌倉時代の仏画では京都松尾寺本,香川道隆寺本が存する。…

※「終南山曼荼羅」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android