世界大百科事典(旧版)内の組合せ数学の言及
【組合せ理論】より
…物の,組合せ的性質をもつ規則による選び方や,配列のしかたの数を考察する数学の一分野。組合せ数学とも呼ばれる。ある集合からいくつかのものを選び出す方法が何通りあるかを調べる順列・組合せの問題,多くの変数がいくつかの一次不等式を満たすという条件の下で,与えられた一次不等式を最大または最小にすることを考える線形計画法,一筆書きのようなグラフの組合せ的性質を調べること,オイラー方陣のような直交するラテン方陣の存在を考察するなど,これらは組合せ理論の例であり,数学のほとんど全分野に,その対象を見いだすことができる。…
※「組合せ数学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」