経卵伝染(読み)けいらんでんせん

世界大百科事典(旧版)内の経卵伝染の言及

【ウイルス】より

…イネのウイルス病にはヨコバイまたはウンカで媒介されるものが多く,イネ萎縮病ではヨコバイが病植物を吸汁するとウイルスが昆虫細胞内で増殖し,その虫は終生伝染を続ける。さらに,雌虫が保毒すると卵を通して子虫へ高率にウイルスが伝染するが,これを経卵伝染という。その他,アザミウマ,コナジラミ,コナカイガラムシ,ハムシなどの昆虫やダニによって媒介されるウイルスがある。…

※「経卵伝染」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む