世界大百科事典(旧版)内の経済安定成長法の言及
【ドイツ連邦共和国】より
… 1970年代の長期停滞のなかで,これまで経済運営の原則とされてきた市場メカニズムへの全面的依存が,実質的に再検討されはじめ,景気政策や構造政策の名で行われる公的介入が年を追って広がってきている。投資促進のための減税,補助金や財政資金の供与,財政計画,労使協調制度などがその例で,その制度的基盤を定めたのが1967年の〈経済安定成長法Gesetz zur Förderung der Stabilität und des Wachstums der Wirtschaft〉であった。また76年には企業の経営についての共同決定法が成立している。…
※「経済安定成長法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」