世界大百科事典(旧版)内の結晶の巨視的対称の言及
【結晶】より
… 三次元のあらゆる種類の結晶構造をそれ自身に重ね合わせる対称操作の集合,つまり空間群には,互いに異なった230種類のものがあることを,理論的にそれらを次々に導き出して最後に数えあげることによって証明することができる。
【結晶の巨視的対称】
上述の結晶の微視的対称との関連において,結晶の巨視的対称を考える。結晶の巨視的観察における〈点〉とは,微視的にはその中にきわめて多くの格子点を含むある半径をもった球とみることができる。…
※「結晶の巨視的対称」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」