世界大百科事典(旧版)内の結晶屈折計の言及
【屈折計】より
…30゜プリズムをいろいろな屈折率をもつものに交換することによって,1.3~1.6の屈折率を小数点以下4~5桁程度の精度で測定できる。全反射法を用いる屈折計には,このほかにアッベの屈折計,プルフリヒの屈折計,結晶屈折計などがあり,固体試料の屈折率測定の場合は,試料の研磨した面を屈折率既知のプリズム面に薄い液層を介して密着させ,全反射の臨界角を測定する。 干渉法は光路長nd(nは屈折率,dは測定媒質の厚さで既知),または光路差⊿nd(⊿nは屈折率差)の測定から屈折率を求めるものである。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」