結晶磁気異方性エネルギー(読み)けっしょうじきいほうせいえねるぎー

世界大百科事典(旧版)内の結晶磁気異方性エネルギーの言及

【磁区】より

… 磁区の存在は1907年P.ワイスによって予想されていたといわれるが,実験的には31年アメリカのビッターFrancis Bitter(1902‐67)により初めてその存在が示され,理論的研究はL.D.ランダウとE.M.リフシッツにより始められた(1935)。 磁区構造を定める要因には静磁エネルギー,結晶磁気異方性エネルギー,磁歪(じわい)などがある。静磁エネルギーは強磁性体中に生ずる磁極による反磁場と磁化の相互作用のエネルギーである。…

※「結晶磁気異方性エネルギー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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