結果の目的語(読み)けっかのもくてきご

世界大百科事典(旧版)内の結果の目的語の言及

【目的語】より

…〉のような文において,〈あげる〉という行為の対象としてその働きを直接こうむる〈リンゴ〉と,その受け手である〈花子〉の二つが目的語となっているが,前者を直接目的語,後者を間接目的語とよぶ。なお,〈穴を掘る〉〈湯をわかす〉などにあっては,それぞれもとから〈穴〉や〈湯〉が存在していて,それがある種の動作の働きをこうむるというのではなく,〈掘る〉や〈わかす〉などの結果として〈穴〉や〈湯〉になるのであって,これらは〈結果の目的語〉といわれる。既にみたように,日本語では目的語は典型的には格助詞〈を〉を伴うが,〈道を歩く〉〈空を飛ぶ〉といった例は,〈道〉〈空〉は動作の行われる場所を示しているので,通常,目的語とはしない。…

※「結果の目的語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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