結核疹(読み)けっかくしん

世界大百科事典(旧版)内の結核疹の言及

【皮膚結核】より

…病理学的には,結核性肉芽をつくり,乾酪壊死(組織が壊死してチーズ状になった状態)をかこんで類上皮細胞,ラングハンス巨細胞などが集合するのが特徴である。大きく真正皮膚結核と結核疹とに分けられる。前者は結核菌が皮膚組織内に侵入して生じた病変で,尋常性狼瘡(ろうそう),皮膚腺病,疣状(ゆうじよう)結核などがあり,限局した病変をつくって,そこからはしばしば結核菌がみつかる。…

※「結核疹」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む