世界大百科事典(旧版)内の結節性糸球体硬化症の言及
【糖尿病】より
…タンパク尿出現はしばしば網膜症出現と相関するが,必ずしも同時ではない。罹病期間が長くなるにつれて毛細血管基底膜の肥厚と糖タンパク質のメザンギウムへの沈着が起こり,特有とされる結節性糸球体硬化症を形成するが,糸球体全域の瀰漫(びまん)性の糖タンパク質沈着のほうが広く認められる。病変が進行すると糸球体が閉塞を起こし,腎機能が失われ,尿毒症となる。…
※「結節性糸球体硬化症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」