世界大百科事典(旧版)内の絲綢之路の言及
【シルクロード】より
…本来は,洛陽,長安などの中国の都市と,シリア,ローマなどの西方の諸地域とを結んだ,中央アジア経由の陸上東西交通路,キャラバン・ルートの総称。数本の幹線路と無数の支路とから成るが,その内容は時代時代によって異なる。〈絹の道〉の意。ドイツ語のザイデンシュトラーセンSeidenstrassen(複数形〈絹の諸道〉)に基づく英語訳名。ドイツ語名は,ドイツの地理学者F.vonリヒトホーフェンの大著《支那China》第1巻(1877)に用いられ,以後これを受け継いだドイツの東洋学者A.ヘルマンの著書《シナ・シリア間の古代絹街道Die alten Seidenstrassen zwischen China und Syrien》(1910)などによって普及。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」