世界大百科事典(旧版)内の絶対的プラグマティズムの言及
【ロイス】より
…ロイスは新ヘーゲル主義者で,絶対的観念論を説いたが,彼はまたプラグマティズムの影響も受けて,経験と実践を重視し,知識過程における人間の意志の役割を強調する。その意味で,ロイスは自分の立場を〈絶対的プラグマティズム〉〈絶対的主意主義〉とも称している。ロイスの絶対的観念論はプラグマティズムおよび新実在論の両陣営から攻撃を受けながらも,哲学界に大きな影響力を有し,〈アメリカ哲学の黄金時代〉を飾った。…
※「絶対的プラグマティズム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」