継ぎ送り(読み)つぎおくり

世界大百科事典(旧版)内の継ぎ送りの言及

【夜警】より

…江戸では,木戸番(番太郎と呼ばれる)が夜10時で木戸を閉め,それ以後の通行人は潜(くぐ)り戸から通し,不審者は直ちにつかまえた。木戸番は木戸閉鎖後には,通行者のあったことを拍子木を打って次の木戸へ知らせたが,これを継ぎ送りという。また木戸番は,御触などのあることを鉄棒を引いて知らせたり,夕方6時には拍子木を打って時を知らせた。…

※「継ぎ送り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」