継節(読み)つぎぶし

世界大百科事典(旧版)内の継節の言及

【投節】より

… 起源は,明暦・万治(1655‐61)ころ,京都の島原の遊女河内が歌い出したとも,また,〈江戸弄斎〉から出たともいわれる。江戸吉原の〈継節(つぎぶし)〉,大坂新町の〈籬節(まがきぶし)〉と並んで,三都の三名物とされた。7・7・7・5・7・7・5の音数律の7句からなる詩型が標準であるとされるが,第2句の途中と,第3句のあとに,〈ナ(ア)〉,第4句のあとに〈ヤ(ン)〉という間投辞が挿入され,第5句以下は〈返し〉として第2句以下が反復されるものである。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」