世界大百科事典(旧版)内の綿糸配給統制規則の言及
【配給制度】より
…戦争遂行のために軍需品を中心とする生産力拡充を強行した結果,日常生活必需品が極度に不足してきた。政府は輸出入品等臨時措置法や国家総動員法によって経済統制にふみ込んでいたが,さらに消費部門での統制を行うため,1938年3月には〈綿糸配給統制規則〉(最初の切符制),6月には〈綿製品の製造制限に関する件〉を出し,綿製品の製造・販売を規制した。また39年には,いわゆる9・18停止令が出され,国内のすべての商品価格は9月18日の水準以下に抑えられた。…
※「綿糸配給統制規則」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」