世界大百科事典(旧版)内の緑のサハラの言及
【アフリカ】より
…中・高緯度の場合,それは,氷期と間氷期の,何回かに及ぶ交替であるが,アフリカの場合,それは,湿潤期と乾燥期との交替であり,湿潤期には,サハラ砂漠がほとんど消滅するというほどの変化がおこっている。これを〈緑のサハラ〉という。サハラとは〈不毛の地〉という意味であるから,形容矛盾であるが,その劇的変化を表現するにふさわしい言葉であり,しばしば用いられている。…
※「緑のサハラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」