世界大百科事典(旧版)内の緩速ろ過の言及
【浄水】より
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[河川水や湖沼水の浄水]
河川の上・中流部や湖沼からは比較的清澄なしかも人為汚染の少ない水を比較的多量に取水することができる。その浄水処理は,降雨時などに水を濁らす粘土コロイドや水中に生育する藻類プランクトンと天然由来の若干の汚染物の除去が対象となり,緩速ろ過方式と急速ろ過方式のどちらかの浄水方法が広く用いられている。両方式とも水中に懸濁する数μm~数十μm程度の微細な浮遊物の除去を主目的としている。…
※「緩速ろ過」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」