世界大百科事典(旧版)内の縄張図の言及
【縄張り】より
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【城郭の縄張り】
中・近世城郭の場合,縄張りは全体の平面計画,平面形態を指す。城郭研究において,現存する城跡の構造を確認して,その防御上の意味を解釈しつつ詳細に描いた図を縄張図と呼んでいる。縄張りを構成する要素は曲輪(くるわ),堀,土塁,石垣,櫓(やぐら)台,虎口(こぐち),道,武者隠しなどの付属施設からなり,それらの組合せによって,城それぞれの個性と良し悪しがきまる。…
※「縄張図」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」