縄張図(読み)なわばりず

世界大百科事典(旧版)内の縄張図の言及

【縄張り】より


【城郭の縄張り】
 中・近世城郭の場合,縄張りは全体の平面計画,平面形態を指す。城郭研究において,現存する城跡の構造を確認して,その防御上の意味を解釈しつつ詳細に描いた図を縄張図と呼んでいる。縄張りを構成する要素は曲輪(くるわ),堀,土塁,石垣,櫓(やぐら)台,虎口(こぐち),道,武者隠しなどの付属施設からなり,それらの組合せによって,城それぞれの個性と良し悪しがきまる。…

※「縄張図」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android