縦の色収差(読み)たてのいろしゅうさ

世界大百科事典(旧版)内の縦の色収差の言及

【色収差】より

…このため,像点の位置が波長によってずれて色のにじんだ像になったり,波長により焦点距離(したがって像倍率)が変わるために,像面上周辺にいくにしたがって像位置がずれ色のふちどりが生ずる。この現象を色収差といい,前者を縦の色収差,後者を横の色収差と呼ぶ。色収差は屈折率とその波長依存性(光の分散と呼ばれ可視光ではアッベ数で表されることが多い)の異なる種々の光学材料を組み合わせる複合レンズを作ることによって補正でき,このようなレンズを色消しレンズという。…

※「縦の色収差」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む