世界大百科事典(旧版)内の縦磁気抵抗効果の言及
【磁気抵抗効果】より
…通常,電気抵抗は磁場とともに増加し,その増加量は弱い磁場については磁場の強度の2乗に比例するが,場合によっては電気抵抗が磁場中で減少することもある(負の磁気抵抗効果)。磁気抵抗効果は,電流と磁場の方向が垂直な場合の横磁気抵抗効果,並行の場合の縦磁気抵抗効果に分けられる。弱磁場の横磁気抵抗効果は,担体のドリフト速度の方向が,実効質量,電荷,寿命などの違いを反映してローレンツ力によるばらつきを生じ,電流方向からずれることによる。…
※「縦磁気抵抗効果」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」