縮小形開閉装置(読み)しゅくしょうがたかいへいそうち

世界大百科事典(旧版)内の縮小形開閉装置の言及

【変電所】より

…従来送電用変電所はおもに屋外式で,いったん電気を集める母線や開閉装置類は空気絶縁に頼っていたので,広い絶縁空間を必要とした。近年遮断器断路器,母線などの各種機器を六フッ化イオウSF6ガスなどの絶縁性能のとくに優れた絶縁媒体を封入した容器内にコンパクトにおさめた縮小形開閉装置(ミニクラッド)が開発され,これを導入することにより,所要スペースの大幅な節約が可能となり,安全性の向上,保守の省力化にも効果をあげている。また大都市部の電力需要密度の飛躍的増大に対処するため,前述のSF6ガス絶縁による縮小化を全面的に採用した超高圧地下変電所の建設により,用地確保と環境問題の解決が図られている。…

※「縮小形開閉装置」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android