縮退運転（読み）シュクタイウンテン

サーバーの縮退運転

• サーバーの一部が故障した場合、システム全体の停止を避けるために縮退運転が行われます。
• クラウド環境では、サーバーの負荷分散がうまくいかないときに縮退運転が有効です。
• データセンターでは、冗長化されたシステムが故障した際に縮退運転が自動的に開始されます。
• ハードウェアの故障により、サーバーは一時的に縮退運転モードに切り替えられました。
• 緊急時の縮退運転によって、システムは最低限のサービスを提供し続けることができます。

ネットワークの縮退運転

• ネットワークの一部がダウンした際に、縮退運転を行うことで通信を維持します。
• 通信回線が一部切断された場合でも、縮退運転モードによりデータ転送が可能です。
• インターネット接続が不安定な時には、ネットワーク機器が自動的に縮退運転を開始します。
• 企業ネットワークにおいて、重要なデータの送信を優先するために縮退運転が設定されています。
• VPN接続が途絶えた場合、ルーターは縮退運転モードでの動作を開始し、最低限の接続を維持します。

デバイスの縮退運転

• スマートフォンのバッテリーが低下した際に、デバイスは縮退運転を行い、省電力モードに切り替わります。
• IoTデバイスは、メインのセンサーが故障した場合でも、バックアップセンサーを使って縮退運転を行います。
• 自動車の電子制御システムが異常を検知した場合、エンジンは縮退運転モードに入り、安全に停止します。
• ドローンの一部モーターが故障した場合でも、残りのモーターで縮退運転を行い、無事に着陸します。
• スマートホームデバイスは、インターネット接続が失われた際に縮退運転を行い、基本機能を維持します。