世界大百科事典(旧版)内の置霜の言及
【カエデ(楓)】より
…そのほかの種に属する園芸品種には,ウリハダカエデの斑入葉に初雪楓(萌芽期に白く斑が入る)や,京錦とよぶ黄斑の品種があり,イタヤカエデには星宿り(黄色の散斑で鮮やかなもの),常盤(ときわ)錦(白斑のもの),エンコウカエデの斑入品で秋風(しゆうふう)錦などがある。 ハウチワカエデに,葉が深裂してクジャクの羽に似ているところから舞孔雀(まいくじやく)の名が付けられている変り葉の品種があり,このような変化葉はほかのカエデ類にもあり,置霜(おきしも),獅子頭(ししがしら),羽衣などは奇形の葉を賞するものである。 トウカエデは緑陰樹として植えられているが,盆栽とされる。…
※「置霜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」